侍ジャパンの“救世主”となるか…歴代WBC、緊急招集された代表戦士5人。牧原大成の活躍は?
2023/03/09
Getty Images 産経新聞社提供
WBC2023 野球日本代表侍ジャパン 最新情報
WBCで3大会ぶりの世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」だったが、打線の中心として期待されていた鈴木誠也(カブス)が、故障により出場辞退。代替選手として牧原大成(ソフトバンク)が招集された。過去の大会でも途中離脱となった選手に代わり、代表入りした選手がいる
そこで今回は、歴代WBCで緊急招集された5人を紹介したい。
久保田智之
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/95kg
・生年月日:1981年1月30日
・経歴:埼玉・滑川高 – 常磐大
・ドラフト:2002年ドラフト5巡目
大会直前に追加招集となった久保田智之だが、本戦では登板することができなかった。
常磐大から2002年ドラフト5巡目で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーは先発と中継ぎを兼任し、26試合に登板した。
2005年にはクローザーに定着し、ジェフ・ウィリアムス、藤川球児と強力中継ぎトリオ「JFK」を形成。同年は68試合に登板し、27セーブ、防御率2.12の好成績を残した。
2006年に開催された第1回WBCでは、大会直前の強化試合で負傷した黒田博樹の代替選手として、日本代表に選出。しかし同大会では、大塚晶則や藤川らがリリーフ陣の中心となり、登板機会に恵まれなかった。
その後はリリーフで実績を残し、2007年にはNPB記録となる90試合に登板して最優秀中継ぎ投手(55ホールドポイント)のタイトルを獲得。球界を代表するリリーバーとなり、第2回WBCでの日本代表入りが期待されたが、メンバー選出はされなかった。