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ホークス江川、松坂ら開幕1軍切符なるか? 3連覇に向けてオープン戦から結果を求められる選手たち

3連覇を狙うホークスは、今年も選手層は厚い。そんな中、オープン戦は開幕時の戦力を見極める上で、結果を求められる選手たちもいる。

2016/03/01

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先発6人目をめぐる戦い

投手陣では中田賢一が右肘に張りを訴えてブルペンを回避し慎重に調整を進めたが、全体的には順調な仕上がりを見せている。先発6枠をめぐる争いは激化している。

5年連続となる開幕投手が濃厚な攝津正、昨季13勝の勝ち頭・武田翔太、9勝で負けなしのバンデンハーク、実績十分の和田毅、キャンプ終盤に頭一つ抜け出した千賀滉大の5名は内定済み。開幕2カードは5試合のため、この5投手が先発することとなるだろう。そして、最後の1枠は――。

早期復活を目指す中田賢一、テスト登板次第の岩嵜翔と東浜巨、B組で調整を続ける松坂大輔、大隣憲司、寺原隼人。2チーム作れてしまうほど候補が充実している。ローテから漏れた投手は中継ぎにまわるのか、はたまたファーム行きを宣告されるか。

昨季1軍登板なしでB組暮らしながらも、連日メディアに取り上げられている松坂大輔。ブルペンには多くの報道陣が詰め寄り、A組と変わらないほどのファンが目を向けていた。“ついに”と思わせる投球、いやその雰囲気に驚かされた。B組のキャンプは3月6日まで行われる。居残りで調整する予定の松坂は、開幕ローテからは外れたものの、今年こそはヤフオクドームのマウンドに立つ思いでいる。

ここに名前を挙げきれなかった選手たちも、充実した春季キャンプを過ごした。あとは実戦形式でどれだけ仕上がりの良さを見せてくれるか。いよいよ、球春到来だ。

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