これぞ“交流戦男”! プロ野球、歴代セ・パ交流戦でMVPに輝いた現役選手5人
2023/06/17
産経新聞社
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プロ野球は「日本生命セ・パ交流戦2023」の佳境を迎えている。交流戦をきっかけとして浮上するチームや選手が存在しており、以前は圧倒的強さを見せていたパ・リーグの選手から多数のMVPが選出されている。そこで今回は、交流戦でMVPを獲得した選手を5人紹介する。
T-岡田(2010年)
出身:大阪府
投打:左投左打
身長/体重:187cm/100kg
生年月日:1988年2月9日
ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
オリックスの主砲として、プロ通算200本塁打以上を放ってきたT-岡田。2010年の交流戦は特に印象深い活躍を見せた。
履正社高校で中軸を担い、高校通算55本塁打を記録。「ナニワのゴジラ」 とも称されたT-岡田。2005年ドラフトで 地元オリックスへの入団が決まった。
入団から4年間はプロの壁に苦しんでいた一方、2010年に大ブレイク。シーズン序盤から本塁打を量産し続け、交流戦だけで6本のアーチを描いた。
また、17試合で24打点という驚異的な活躍で同年の交流戦MVP に輝き、最終的に33本塁打を放ってシーズンの本塁打王も獲得している。
ただ、翌年以降は不振に悩まされる時期が続いたT-岡田。惜しくも優勝を逃した2014年こそ24本のアーチを描いたが、昨年はわずか1本塁打。若手の躍動が目立つチーム状況もあり、出番が限られている状態だ。