球界が震撼…まさかの“格差トレード”を経験した大物6人。電撃移籍で新天地へ移った選手たち
2024/04/19
産経新聞社
サブロー(ロッテ→巨人)
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/90kg
・生年月日:1976年6月1日
・経歴:PL学園高
・ドラフト:1994年ドラフト1位
千葉ロッテマリーンズの看板選手として活躍し、ファンからも高い人気を博したサブローのトレードは大きな衝撃を与えた。
1994年ドラフト1位でロッテの一員となったサブロー。徐々に出場機会を増やすと、2002年に初の規定打席をクリア。2005年には打率.313(規定未満)、14本塁打、50打点の好成績を残し、31年ぶりのリーグ優勝、日本一に大きく貢献した。
2010年には打率.261、19本塁打、71打点の好成績をマーク。ポストシーズンでは4番に座り、日本一の原動力となった。
ところが、翌2011年のシーズン途中に工藤隆人+金銭との交換トレードで読売ジャイアンツへの移籍が発表。日本一の翌年、そして選手会長を務めていたサブローのトレードは大きな波紋を呼んだ。
巨人移籍後は48試合出場、打率.243、1本塁打と寂しい数字となり、同年オフにFA権を行使しロッテに復帰。その後はロッテで活躍を続け、2016年限りで惜しまれつつ現役を引退した。