ドラフトで“激突”…巨人と阪神がドラフト1位指名で競合した6人。争奪戦となった現役選手たち
2023/10/23
産経新聞社
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長い歴史を誇るプロ野球において、伝統球団と呼ばれる読売ジャイアンツと阪神タイガース。同じセントラル・リーグのライバルである両球団は、ドラフト会議においても火花を散らすこともある。そこで今回は、巨人と阪神の両球団がドラフト1位で競合した現役選手を紹介したい。
清宮幸太郎(北海道日本ハムファイターズ)
・投打:右投左打
・身長/体重:184cm/94kg
・生年月日:1999年5月25日
・経歴:早稲田実
・ドラフト:2017年ドラフト1位
高校生野手では歴代最多となる7球団が競合した清宮幸太郎。読売ジャイアンツ、阪神タイガースの両球団もドラフト1位で指名したが、ともにくじを外す結果になった。
中学時代から大きな注目を集めた清宮。早稲田実へ進むと、1年夏から主軸打者として甲子園デビュー。また、1年生ながら高校JAPANの一員になるなど、早くから格の違いを見せつけた。
2年時以降は甲子園に出場することができなかったが、対外試合でアーチを量産。当時の最多記録となる高校通算111本塁打をマークした。
迎えたドラフトでは、7球団が1位指名。抽選の結果、北海道日本ハムファイターズへの入団が決まった。
ルーキーイヤーから一軍の舞台を経験すると、高卒新人ながら53試合に出場して7本塁打を記録。その後は思うような成長曲線を描けずに苦しんだが、2022年にはキャリアハイとなる18本塁打を放った。
今季も2桁本塁打をクリア。チームの主砲としてさらなる飛躍が待ち望まれている。