新体制での“再建”へ…巨人、次期監督候補に挙がっていた5人。原監督退任で阿部新監督が誕生
2023/10/06
産経新聞社
桑田真澄
現在は読売ジャイアンツファーム総監督を務める桑田真澄も、監督候補の1人に挙げられていた。
PL学園高から1985年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから1軍マウンドを経験すると、高卒2年目の1987年には28試合登板で15勝6敗、防御率2.17と圧巻の数字を残し、最優秀防御率、沢村賞に輝いた。
同年から6年連続で2桁勝利を挙げるなど、長期にわたって先発陣を牽引。2002年には12勝、防御率2.22をマークし、2度目の最優秀防御率を獲得した。
その後は2桁勝利から遠ざかり、2006年に巨人を退団。翌2007年からメジャーリーグでプレーしたが、2008年3月に現役引退を表明した。
引退後は長らく現場から離れていたが、2021年に巨人の一軍投手コーチ補佐に就任。2023年はファーム総監督に就任した。
投手陣の課題を抱えるチーム状況だけに、来年以降は一軍の主要ポジションに就くことも考えられる。