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“ハズレくじ“が大当たり! プロ野球、ドラフト”外れ外れ1位“入団の現役選手6人

2024/08/25

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産経新聞社



(左から)オリックス・宮城大弥、阪神・近本光司、ヤクルト・山田哲人

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 プロ野球ドラフト会議には、毎年大きな注目が集まる。ドラフト1位指名に至っては、競合の際にくじ引きを外し、希望した選手の獲得を逃す可能性もある。しかしながら、いわゆる“外れ1位”で指名した選手が大活躍を見せる事例も多くある。そこで今回は“外れ外れ1位”ながらも、大当たりとなった現役選手を紹介する。

 

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近本光司(阪神タイガース)

阪神・近本光司
・投打:左投左打
・身長/体重:171cm/71kg
・生年月日:1994年11月9日
・経歴:社高 – 関西学院大 – 大阪ガス
・ドラフト:2018年ドラフト1位
 
 外れ外れでの1位指名となったが、結果として大当たりとなったのが、阪神タイガースの近本光司だ。
 
 大阪ガスで俊足巧打の外野手として活躍した近本。迎えたドラフト会議では、藤原恭大(ロッテ)、辰己涼介(楽天)のくじを外した阪神から1位指名を受け、プロ入りを果たした。
 

 
 ルーキーイヤーから開幕スタメンに抜擢されると、そのまま中堅のレギュラーを獲得。同年は142試合出場で打率.271、9本塁打、42打点、36盗塁の好成績をマークし、新人王のタイトルこそ村上宗隆(ヤクルト)に譲ったが、盗塁王に輝いた。
 
 翌2020年も不動のリードオフマンを担い、2年連続で盗塁王(31個)を獲得。
 
 さらに2021年には140試合出場、打率.313、178安打、10本塁打、50打点と軒並みキャリアハイの数字。同年は最多安打に加え、ベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。
 
 2023年も故障離脱こそあったが、1番打者として打線を牽引。18年ぶりリーグ優勝、38年ぶり日本一の原動力となった。
 
 2024年シーズンは、チーム事情で一時的に4番を打つなど変化も影響したのか、打撃不振でスタメン落ちも経験。しかし、夏場には状態を取り戻し、再びリードオフマンとして君臨している。

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