FA動向に注目も…プロ野球、FA宣言残留を決断した6人。チームに残った歴代選手たち
2023/11/30
産経新聞社
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オフシーズンに突入したプロ野球。ストーブリーグで大きな注目を集めるのが、フリーエージェント(FA)市場だ。今オフもすでに西川龍馬がオリックス、山﨑福也が日本ハム入りを決断した。一方で、権利を行使したものの、結果的にチームに残った選手も数多くいる。そこで今回は、FA宣言残留を決断した歴代選手を紹介する。
清水隆行(崇行)
出身:東京都
投打:右投左打
身長/体重:183cm/83kg
生年月日:1973年10月23日
ドラフト:1995年ドラフト3位
天性のヒットメーカーとして活躍した読売ジャイアンツの清水隆行(崇行)。新天地への移籍も考えたが、巨人に残留することを決めた。
浦和学院高校では高校通算20本のアーチを描き、東洋大学に進学。大学日本代表にも選ばれた経歴もあり、ドラフト3位で巨人に入団した。
卓越したバットコントロールをプロ1年目から披露し、瞬く間に外野のレギュラーを確保。翌年以降も上位打線を任され、3割近い打率をマークし続けた。
特に2002年は大活躍を見せ、打率.314・キャリアハイの191安打をマークし、最多安打のタイトルを獲得。2004年にFA宣言をしたものの、「好きなチームでプレーするのが一番」との言葉を残して巨人に残留した。
2006年・2008年はまさかの不振に陥り、2009年は埼玉西武ライオンズでプレー。最後まで安打製造機としての意地を見せ、同年限りでユニフォームに別れを告げた。