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まさかの放出に…プロ野球、無償トレードを経験した6人。“代償なし”で他球団へ移籍した選手たち

2025/01/01

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産経新聞社



加藤匠馬

中日・加藤匠馬
出身:三重県
投打:右投右打
身長/体重:175cm/83kg
生年月日:1992年4月29日
ドラフト:2014年ドラフト5位
 
 無償トレードで古巣に復帰という、珍しい経験をした選手が加藤匠馬である。
 
 三重高校では1年秋にキャッチャーへ転向し、3年春には甲子園を経験。青山学院大学では1年時から出場機会を得ると、強肩を期待されて2014年ドラフト5位で中日ドラゴンズへ入団した。
 

 
 入団後数年間は一軍での出場がほとんどなく、ベンチを暖めるシーズンを過ごしたが、2019年には捕手としてチーム最多の92試合に出場。その一方で、打率.228と打撃面での課題が浮き彫りになったシーズンに。
 
 その後は木下拓哉の台頭で次第に出場機会が減り、2021年に加藤翔平とのトレードで千葉ロッテマリーンズへ移籍。しかし、2022年は24試合の出場で打率.111と苦しみ、同年オフに無償トレードという形で中日に復帰した。
 
 古巣復帰後も出番は限られていたが、2024年は大きく出場機会が増加。扇の要としてチームを支え、86試合でマスクを被った。

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