ジャイアンツは“選外”に…巨人が獲得できなかった大物(4)“熱烈オファー”も届かず
2024/06/15
産経新聞社
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2024年シーズンは、4年ぶりのセントラル・リーグ優勝を目指す読売ジャイアンツ。これまでの歴史を振り返ると、フリーエージェント(FA)市場などで実績ある選手の獲得に成功してきた。一方で、近年は大型補強に乗り出すも、失敗に終わるケースも増えている。ここでは、巨人が獲得できなかった大物選手を紹介したい。
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森友哉
・投打:右投左打
・身長/体重:170cm/85kg
・生年月日:1995年8月8日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2013年ドラフト1位
球界屈指の“打てる捕手”として、FA宣言時には去就が注目された森友哉。読売ジャイアンツが獲得に失敗した選手の1人だ。
大阪桐蔭高では、2年時に甲子園春夏連覇を経験。強打の捕手として大きな注目を集め、2013年ドラフト1位で埼玉西武ライオンズに入団した。
ルーキーイヤーから一軍で41試合に出場し、打率.275、6本塁打と高卒新人らしからぬ数字をマーク。翌年は外野や指名打者での起用が中心となったが、138試合の出場で打率.287、17本塁打、68打点の好成績を残した。
2018年からは再び捕手に専念すると、翌2019年には135試合出場で打率.329、23本塁打、105打点と傑出した成績を残し、首位打者に加えて最優秀選手(MVP)を獲得。
故障に泣かされたシーズンもあったが、その後も攻守にチームを牽引。2022年オフにFA権を行使し、オリックス・バファローズに活躍の場を移した。
移籍初年度の昨季は、110試合の出場で打率.294、18本塁打、64打点をマーク。新天地でも変わらぬ活躍を見せた。
今季は開幕から不調が続いている森だが、徐々に復調の兆しを見せている。持ち前の打棒を発揮できれば、チームのさらなる得点力向上も期待できる。
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