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ジャイアンツは“選外”に…巨人が獲得できなかった大物(5)阪神との“一騎打ち”でも

2024/06/22

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産経新聞社



巨人・阿部慎之助監督(左)と原辰徳前監督

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 2024年シーズンは、4年ぶりのセントラル・リーグ優勝を目指す読売ジャイアンツ。これまでの歴史を振り返ると、フリーエージェント(FA)市場などで実績ある選手の獲得に成功してきた。一方で、近年は大型補強に乗り出すも、失敗に終わるケースも増えている。ここでは、巨人が獲得できなかった大物選手を紹介したい。

 

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メル・ロハス・ジュニア

阪神・メル・ロハス・ジュニア
・投打:右投両打
・身長/体重:189cm/110kg
・生年月日:1990年5月24日
・経歴:ワバッシュバレー大 – 米マイナー – 韓国・KT
 
 韓国プロ野球(KBO)で圧倒的な成績を残し、2021年に阪神タイガースに加入したメル・ロハス・ジュニア。読売ジャイアンツも獲得を狙っていたが、争奪戦に敗れた。
 
 2017年のシーズン途中に、韓国のKTウィズに入団したロハス。すると、翌2018年には打率.305、43本塁打、114打点という成績を叩き出した。
 

 
 さらに、2020年は打率.349、47本塁打、135打点という圧倒的な数字を残し、打撃2冠(本塁打王・打点王)とMVPに輝いた。同年オフには日米韓の複数球団による争奪戦に発展し、2年契約で阪神入りを決断した。
 
 しかし、NPB初年度は21打席連続無安打というまさかの出だしに。徐々に適応を見せたが、同年は60試合の出場で打率.217、8本塁打、21打点と韓国で残した成績とは程遠い数字に終わった。
 
 翌2022年も89試合に出場したが、打率.224、9本塁打、27打点と成績を伸ばせず。本領を発揮できないまま、同年限りで退団となった。
 
 その後はメキシカンリーグでプレーし、今季から再び韓国のKTウィズに加入している。

 

 
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【了】