高校時代の“盟友“に…プロで再会した元チームメイト(6)横浜高校では”Wエース“
2025/06/29
産経新聞社、Getty Images

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順調に日程を消化している2025年シーズンのプロ野球。この世界で活躍する選手の中では、高校時代ともにプレーした同級生コンビも多い。それでも、プロ入りするタイミングは高卒だけでなく大卒、社会人を経てからなど様々なケースがある。ここでは、高校時代のチームメイトで、プロ入りのタイミングが異なった同期コンビを紹介する。
藤平尚真・石川達也
横浜高では左右2枚看板として活躍した藤平尚真と石川達也。藤平は高校卒業後に、石川は大学を経てプロ入りした。
高校ではお互いに1年時からベンチ入りすると、その後は横浜高のダブルエースに君臨。藤平は当時の”高校BIG4”として注目を集め、2016年ドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した。
石川も3年夏の神奈川県大会で好投し、チームの甲子園出場に大きく貢献した。その後は東京六大学リーグの法政大に進学。2年春から登板を重ね、2020年育成ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズから指名を受けた。
プロ入り後も奮闘している両者。藤平は昨季からリリーフに転向し、同年は47試合登板で20ホールドポイント、防御率1.75を記録して飛躍を遂げた。同年11月のプレミア12では日本代表としてプレーし、6試合の登板で防御率0.00の安定感を見せた。
石川は、プロ2年目の6月に支配下登録された。同年から一軍登板を果たすと、2023年は開幕一軍入りし、リリーフとして28試合登板で防御率1.97をマーク。昨オフには読売ジャイアンツに活躍の場を移し、新天地でも安定した投球を見せている。
成長し続けている藤平と石川。これからもチームに欠かせない戦力として、輝き続けてほしい。
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