他球団が欲しがっている!? パリーグのトレード注目野手6人。電撃移籍の候補選手は…?
2024/07/01
産経新聞社
佐野皓大
投打:右投右打
身長/体重:182cm/73kg
生年月日:1996年9月2日
経歴:大分高
ドラフト:2014年ドラフト3位
誰もが認める俊足の持ち主、佐野皓大も一軍定着に至らないシーズンが続いている。
大分高では「エース兼4番」として活躍。3年夏には同校を初の甲子園出場に導く立役者となり、2014年ドラフト3位でオリックス・バファローズに投手として入団した。
しかし、入団から3年が経過した中でもファームで打ち込まれた結果、2017年10月に内野手転向を決断し、同月に育成契約を締結。それでも、2018年7月31日には外野手として支配下復帰し、同年10月には自身初の一軍出場も果たした。
翌2019年は一軍で68試合に出場し、12個の盗塁を成功させた佐野。同年7月6日のソフトバンク戦では、プロ初アーチとなる3ランホームランを放った。また、2020年は77試合に出場し、打率こそ.214に終わったものの、20盗塁を記録。
一方、課題の打撃は上向かない日々が続いた。昨季はファームで30試合に出場して打率.304をマークしたが、一軍では47試合の出場で打率.167。わずか6安打しか放てなかった。
今季は6月7日に一軍昇格し、代走を中心に出場。しかし、同月15日のヤクルト戦で二盗を試みた際に、右足首を痛めて痛恨の離脱となった。
それでも塁上では存在感を示すだけに、場合によっては他球団への移籍も考えられる。
【了】