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まさかの“試練”も…プロ野球、「育成落ち」から這い上がったドラフト1位入団の現役選手6人

2024/06/28

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産経新聞社



(左から)巨人・髙橋優貴、ソフトバンク・佐藤直樹、巨人・堀田賢慎

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 プロ野球の世界では、ドラフト1位で入団した選手には特に大きな注目が集まる。入団時には栄光を掴んだかのように見えるが、故障や成績不振により、育成契約となる選手も少なくない。ここでは、育成契約から支配下登録を勝ち取り、再び一軍の舞台で躍動しているドラフト1位入団の現役選手を紹介したい。(※今季成績は6月27日時点)

 

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平内龍太(読売ジャイアンツ)

巨人・平内龍太
·投打:右投右打
·身長/体重:185cm/99kg
·生年月日:1998年8月1日
·経歴:神戸国際大付高 – 亜細亜大
·ドラフト:2020年ドラフト1位
 
 2020年ドラフト1位入団の平内龍太も、育成契約を経験した選手の1人だ。
 
 亜細亜大時代には最速156キロの速球派右腕として注目を集め、ドラフト1位指名で読売ジャイアンツの一員となった。
 

 
 ルーキーイヤーはわずか3試合の一軍登板に終わったが、翌2022年はシーズン途中からセットアッパーに定着。53試合の登板で4勝4敗13ホールド、防御率4.32を記録した。
 
 ところが、同年オフに右肘のクリーニング手術を行った影響で育成契約に。翌2023年5月に支配下復帰したが、同年は11試合の一軍登板にとどまった。
 
 今季は開幕こそ一軍入りを逃したが、ファームで結果を残し5月上旬に一軍昇格。ここまで10試合に登板し、防御率0.75の好成績をマーク。5月29日の福岡ソフトバンクホークス戦では延長12回の1イニングを無失点に抑え、681日ぶりの白星を手にした。
 
 これまで故障に苦しんできたが、直球の威力は健在。このまま安定した投球を続け、再びブルペンの一角に定着したい。

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