【6月2日千葉ロッテ対広島戦、BBC独自採点】セ首位にカード勝ち越し。マンオブザマッチは清田
6月2日、千葉ロッテ対広島戦は13－4で千葉ロッテが勝利を収めた。現地取材に基づき、この試合をベースボールチャンネル独自基準にて採点を行ってみたい。
2016/06/03
＜広島東洋カープ＞
（遊）田中5.0
評 1安打1四球と二度の出塁はあったが、チームとして形を作ることはできなかった。守備面でも、3回裏の井口の強襲ヒットは捕れないのは仕方がないが、止めてほしい。
（二）菊池5.0
評 4打数ノーヒットでいいところが全くなかった。点差が開いて、誰よりも早く試合をあきらめた。
（中）丸 6.0
評 2死からでもしっかりとチャンスメイク。敗戦の中でもあきらめない姿勢など、チームの中心選手としての自覚も見える。
（一）新井6.0
評 3打数2安打2打点と気を吐いた。敗色濃厚の展開から2点本塁打を放つなど、一矢報いた。
（指）エルドレッド5.5
評 1打席目は先制適時打を中前に放ち、主軸らしい仕事を果たした。足は速くなくても、全力疾走する姿勢は感心する。
（左）松山5.0
評 最終打席はヒットを放ったが、全体的におとなしい印象。守備面では、3回裏、高濱のヒットを処理し、ホームに送球したタイムがバットに当たってから7秒12。これでは生還されてしまう。スローイングの改善が必要ではないか。
（右）鈴木6.0
評 2安打1得点の活躍。1打席目の二塁打は体をしっかり巻き付けて打った見事な一打。負けていなければもっと称賛されていた。
（三）安部5.5
評 好調の良さをうかがわせた。2回には走者を還す貴重な適時二塁打を放った。彼が下位にいると怖い打線だ。
（捕）磯村4.5
評 試合の流れを変える犠打の失敗を犯し、途中で退いた。1球の怖さを体感したはずだ。
＜投手＞
九里4.5
評 調子自体は悪くなかった。しかし細かな制球の乱れが致命的となった。失点したときに傷口を少なくしたい。
戸田5.5
評 3イニングをしっかり抑えた。腕がしっかりと振れていて調子の良さをうかがわせる。安定して先発で起用したい。
西原4.5
評 戸田が好投していただけに、続けてしっかり抑えておきたかった。流れを変えられはずのところだけに、悔やまれる投球だった。
＜途中交代＞
土生-
小窪-
天谷-
西川-
緒方監督5.0
評 2回表、無死二塁から安部に強攻させて得点を挙げるなど積極的だった。モチベーション低下の菊池をスパっと替えるなど、厳しさも垣間見せた。