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このまま“出番なし”に…?ヤクルト、今季1軍出場ゼロの6人。ファーム暮らしが続く選手たち

2024/09/01

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産経新聞社



(左から)ヤクルト・山下輝、高津臣吾監督、古賀優大

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 シーズン終盤を迎えている2024年のプロ野球。今シーズンも主力の故障や不調など、様々な要因で選手の入れ替えが行われ、多くの選手が一軍の舞台を経験している。一方で、開幕から二軍暮らしが続き、一軍未出場の選手も少なくない。ここでは、ここまで一軍出場がない東京ヤクルトスワローズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月1日時点)

 

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山下輝

ヤクルト・山下輝
・投打:左投左打
・身長/体重:188cm/98kg
・生年月日:1999年9月12日
・経歴:木更津総合高 – 法政大
・ドラフト:2021年ドラフト1位

 
 ルーキーイヤーには日本シリーズの先発マウンドを託されるなど、高い潜在能力を示した山下輝。今季は二軍で思うような結果を残せず、もどかしいシーズンが続いている。
 
 法政大から2021年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団。しかし、ドラフト指名後に左肘の疲労骨折が判明し、ルーキーイヤーはリハビリからのスタートになった。
 

 
 それでも、夏場には実戦に復帰。シーズン終盤に一軍デビューを果たすと、2試合の登板ながら1勝0敗、防御率1.46の好成績をマーク。同年の日本シリーズでは先発を任され、5回3失点とゲームを作った。
 
 しかし、プロ2年目の昨季は再び故障に泣かされ、シーズンの大半をリハビリに費やした。終盤に二軍で実戦復帰したが、一軍登板はなし。
 
 今季はファームで登板を重ねているが、15試合の登板で2勝4敗、防御率6.15と低調な数字が並んでいる。
 
 それでも、開幕当初は130キロ台に落ち込んだ速球が140キロ台まで上がるなど、徐々に本来の投球を取り戻しつつある。再び飛躍の足掛かりを掴みたい。

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