“超逸材”がまさか…阪神、期待外れに終わったドラフト1位選手5人。今世紀のドラ1失敗例に
2024/01/30
産経新聞社
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プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。期待通りにチームの主力へと成長する選手が多くいる一方で、実力を発揮できないまま退団となる選手も多く存在する。ここでは、今世紀で期待外れに終わった阪神タイガースのドラフト1位戦士を紹介する。
小嶋達也
・投打:左投左打
・身長/体重:182cm/81kg
・生年月日:1985年10月7日
・経歴:遊学館高 – 大阪ガス
・ドラフト:2006年大学生・社会人ドラフト希望枠
即戦力の期待を受けて入団した小嶋達也だったが、目立つような結果を残せないまま、ユニフォームを脱ぐ結果となった。
2006年大学生・社会人ドラフト希望枠で阪神タイガースに入団した小嶋。同年にニューヨーク・ヤンキースへ移籍したエース・井川慶が着用していた背番号「29」を引き継ぐなど、入団時から大きな期待が寄せられた。
その期待通り、ルーキーイヤーから開幕ローテーション入り。デビュー戦で5回2失点の投球を見せ、プロ初勝利を記録した。
しかし、その後の登板では思うような結果を残せず、5月以降は二軍暮らしに。翌2008年は一軍登板なしに終わるなど、不本意なシーズンが続いた。
2011年には主にリリーフで36試合に登板し、防御率3.72とまずまずの数字を残したが、翌2012年はわずか4試合の登板に。
プロ10年目を迎えた2016年オフに戦力外通告を受け、現役を引退。プロでは通算64試合登板、4勝9敗、防御率5.33という成績に終わった。