ベイスターズの若手ホープは? DeNA、今季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち
2025/01/10 NEW
産経新聞社
蝦名達夫
投打:右投右打
身長/体重:185cm/88kg
生年月日:1997年9月20日
経歴:青森商 – 青森大
ドラフト:2019年ドラフト6位
チームでは数少ない、右の外野手である蝦名達夫。2024年はブレイクの兆しを見せただけに、今季の活躍に期待がかかる。
青森大から、2019年ドラフト6位で横浜DeNAベイスターズに入団。プロ1年目から一軍出場を果たし、9月10日の阪神戦ではプロ初安打をホームランで飾った。
プロ3年目の2022年は主に右翼を守り、40試合にスタメン出場。同年は計61試合の出場で打率.247、3本塁打、8打点の成績を残した。
しかし、翌2023年はスタメン出場がわずか8試合となり、同年は計42試合の出場で打率.140。広島東洋カープとのクライマックスシリーズ(CS)第1戦では、1死三塁の好機で遊飛に倒れるなど、悔しいシーズンとなった。
迎えた2024年は、5月に月間打率.289(97打数28安打)をマークするなど猛アピール。5月29日の楽天戦ではストライク返球を見せるなど、外野守備でも力を発揮した。
だが、6月中旬に右太もも裏の肉離れを発症して離脱。7月下旬に一軍復帰を果たすも、8月以降は状態が下降気味に。それでも、同年はキャリアハイの76試合に出場して打率.256、3本塁打、17打点と大きな成長を見せた。
そんな中、蝦名に負けじと梶原昂希も台頭。さらには度会隆輝、筒香嘉智などの存在もあり、外野手争いは熾烈を極めている。
外野手のレギュラーを確保するためにも、今季は蝦名にとって大きな意味を持つ1年となりそうだ。