ドラ1を“電撃放出”…プロ野球、まさかのトレード移籍となった大物6人。他球団での活躍は?
2025/02/04
産経新聞社
吉川光夫
投打:左投左打
身長/体重:178cm/79kg
生年月日:1988年4月6日
経歴:広陵高
ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
2012年にすさまじい活躍を見せた吉川光夫も、ドラフト1位入団からトレード移籍を経験した1人である。
広陵高では甲子園出場は果たせなかったものの。世代屈指の左腕として高く評価され、2006年高校生ドラフト1巡目で北海道日本ハムファイターズに入団した。
殻を破れない期間が続いた中、2012年に先発ローテーションへ定着。同年は25試合の登板で14勝5敗、防御率1.71という圧巻の成績を残し、最優秀防御率とパ・リーグMVP、ベストナインのタイトルに輝いた。
ところが、翌2013年は26試合の登板で7勝15敗、防御率3.31と負けが込んだ。その後も2012年のような突き抜けた成績を残せず。
2016年オフにトレードで読売ジャイアンツに移籍すると、3年間プレーしたのち、2019年途中にトレードで日本ハムへ復帰する運びとなった。
しかし、その後も思うような結果は残せず、最後は埼玉西武ライオンズで1年間プレーするも、かつての勢いが見られないまま、わずか1年で戦力外通告を受ける形になった。