ドラ1を“電撃放出”…プロ野球、まさかのトレード移籍となった大物6人。他球団での活躍は?
2025/02/04
産経新聞社
大田泰示
投打:右投右打
身長/体重:188cm/96kg
生年月日:1990年6月9日
経歴:東海大相模高
ドラフト:2008年ドラフト1位
2024年限りでの現役引退を決断した大田泰示も、交換トレードでの移籍を経験している。
東海大相模高時代から、超高校級スラッガーとして大きな注目を集めていた大田。高校通算65本塁打を記録し、2008年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団した。
しかし、プロ入り後は苦しいシーズンの連続に。2012年にようやくプロ初アーチを記録したが、巨人での在籍8年間で放った本塁打数は9本にとどまった。
そんな中、2016年オフに北海道日本ハムファイターズにトレード移籍することになった。
この移籍が追い風となり、2017年には118試合の出場で打率.258、15本塁打、46打点をマーク。2019年はさらに成績を伸ばし、132試合の出場で打率.289、20本塁打、77打点の大活躍を見せ、チームに欠かせない存在となった。
だが、2021年は打撃不振に陥り、ノンテンダーフリーエージェント(FA)で横浜DeNAベイスターズに移籍。移籍1年目には62試合の出場で打率.278、5本塁打、18打点をマークした。
昨季は一軍出場がなく、10月1日に戦力外通告を受けた大田。それでも、同年のファーム日本選手権では4番打者として2安打をマークし、ファーム日本一に貢献した。
その後、同年オフに現役引退を発表。重要な場面でいぶし銀の働きを見せた男は、16年間の現役生活にピリオドを打った。