早くも“暗雲”…プロ野球、ケガで開幕絶望となった選手6人。故障離脱を強いられた主力たち
2025/03/10
産経新聞社

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プロ野球では球春到来を迎え、2025年シーズンの開幕に向けて、調整が進んでいる。しかし、春季キャンプやオープン戦で故障するケースが、すでに多く発生。開幕をリハビリ組で迎えることが決まった選手も少なくない。ここでは、開幕絶望が決定的となった選手を紹介したい。
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吉田輝星(オリックス・バファローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:175cm/83kg
・生年月日:2001年1月12日
・経歴:金足農
・ドラフト:2018年ドラフト1位
移籍初年度の昨季は50試合に登板するなど、ブルペンの一角を担った吉田輝星。しかし今季は、春季キャンプキャンプ中に右肘の内側側副靭帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を敢行。開幕はおろか、シーズン中の復帰も絶望的となった。
金足農高時代に甲子園準優勝投手として注目を集めた吉田。2018年ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団した。
高卒4年目の2022年にリリーフとして一軍に定着。自己最多の51試合に登板し、2勝3敗5ホールド、防御率4.26と飛躍の兆しを見せた。
ところが、活躍を継続することはできず、翌2023年はわずか3試合の登板でシーズンを終了。同年オフに黒木優太との交換トレードで、オリックス・バファローズに移籍した。
新天地では、加入初年度から再び中継ぎとして一軍の戦力に。同年は50試合登板、4勝0敗14ホールド、防御率3.32の好成績を収めた。
今春キャンプでは、昨シーズン終盤に右肘を疲労骨折した影響で二軍スタートに。一時はブルペンに入るなど順調な調整を見せていたが離脱を強いられ、トミー・ジョン手術を決断。来シーズン中の復活を目指すこととなりそうだ。