1.5軍脱却へ…巨人で一軍定着を目指す選手6人。阿部監督へアピールしたい選手たち
2025/06/29 NEW
産経新聞社

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たとえファームで好成績を残していても、一軍で結果を残すことは容易ではないのがプロ野球の世界だ。読売ジャイアンツにも一軍で出場機会を獲得しながら、レギュラー定着には至っていない選手がいる。そこで今回は、巨人で一軍定着を目指している選手を取り上げる。(今季成績は6月28日時点)
オコエ瑠偉
・投打:右投右打
・身長/体重:185cm/100kg
・生年月日:1997年7月21日
・経歴:関東第一高
・ドラフト:2015年ドラフト1位
打撃の確実性を高めたいのが、プロ10年目のシーズンを送っているオコエ瑠偉だ。
関東第一高で甲子園に出場し、身体能力の高さで注目を集めた。その後、2015年のドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから1位指名を受けてプロ入り。スター候補と目されていた。
プロ1年目、高卒ルーキーながら51試合に出場。同年は打率.185に沈んだとはいえ、プロ初アーチを飾ったように、大器の片鱗を見せていた。
また、プロ2年目は41試合出場で打率.300を記録し、 プロ3年目以降のブレイクを期待したファンも多くいたはずだ。
しかし、翌年以降は低打率に終わるシーズンが続き、ファーム生活が長くなっていた。そんな中、2022年の現役ドラフトで読売ジャイアンツから指名を受けて移籍した。
昨季は自身初のサヨナラアーチを放つなど、随所に存在感を発揮。だが、今季の外野はトレイ・キャベッジと丸佳浩がレギュラーを務めており、空いているポジションは実質1枠のみだ。
6月以降はスタメンに名を連ねているだけに、今度こそ定着を果たしたい。