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【横浜DeNA-ヤクルト20回戦】横浜DeNAが連勝、指揮官も絶賛した代打・後藤の一打。「選手たちのそこにかける準備の仕方が素晴らしい」

横浜DeNA-ヤクルトの20回戦が、9月7日、横浜スタジアムで行われ、横浜DeNAが逆転勝ちした。

2016/09/08

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CS進出を狙う3位・横浜DeNAと4位東京ヤクルトの対決

 横浜DeNA逆転勝ちでこの3連戦の勝ち越しを決めた。

 

 試合は東京ヤクルト山田の2点本塁打で幕を開けると、序盤から点を獲りあう展開になる。

 

 試合の流れが変わったのは3-3で迎えた5回裏のことだった。

 横浜DeNAは2死・1、2塁から倉本の内野安打に敵失が重なり1点を勝ち越し。さらに2死満塁と攻め立てると、好投の9番・三嶋のところで、代打・後藤Gを送り込む。

 

 その後藤が左翼線に落とす2点適時打を放ち3点をリードした。6回裏には、主砲・筒香が今季39本目となる本塁打を左翼席に放り込んだ。

 

 山田、筒香による本塁打のタイトルを争う両者の競演が見られた試合だったが、横浜DeNAが7-3で攻め勝った。投げては、三嶋が5回で降板した後、須田、加賀、山崎、三上とつなぐリレーで反撃の隙を与えなかった。

 

試合後、ラミレス監督と一問一答

 

――三嶋投手は今季2度目の先発。2失点するスタートでした。
 

三嶋は素晴らしいピッチングをしたと思います。初回にホームランで2失点しましたけど、5回、ゲームを作ってくれた。攻撃陣も、最後まで諦めることなく得点を重ねることができて、5回表には3点を勝ち越していいゲームになった

 

 

――攻撃陣は梶谷と筒香のホームランが出た。

 

筒香と梶谷は本当に素晴らしいホームランだったと思いますけど、すべての選手が頑張ってくれた。特に、5回に後藤が、3人走者がいる中でのヒットは大きかった。

 

――後藤選手の活躍にはベテランの凄さを感じますか。

 

(相手先発の)小川を相手に少ないチャンス、一度しかないと思って、早い段階で代打陣を準備させました。右投手対右打者でしたけど、後藤はこのスタジアムで本当にいい結果を残しているので、ベストなチョイスだと思って彼に行ってもらいました。

 

――ボスの采配も見事だった?

 

本当に選手のおかげだと思います。

 

――(横浜DeNAは)代打成功率が高いですが、その秘訣はありますか。

 

選手たちのそこにかける準備の仕方が素晴らしいものだと感じています。特にベテランの選手は、どのボールに目を付ていって、どうすれば結果が出るかわかっています。

 

――筒香はケガからの復帰2試合目でホームランを打ちました。これで安心できますね。

 

ここ数試合、筒香はホームランが出ていなかったので、ホームで打てたということは、これからにもつながるいい一本になったのではないかなと思います。

 

――先発した三嶋選手は、次の登板がありますか。

 

オフコース! 次のチャンスも与えたいと思います。今日はホームランを打たれたこと以外は、いいピッチングをしてくれたと思っています。

 

――また、試合前には石川選手にアクシデントがあったようですが、今後はどうしますか。

 

バッティング練習中に右ひじを伸ばしてしまった。あまり、いい状態ではないということで、明日、抹消することにしました。ベストなコンディションで臨んでもらえる選手と入れ替えようという考えです。コンディションを整えて、上がってきてもらえたらと思います。

 

――明日は天候が心配されますが、4位のチームに3連勝すると、ポストシーズンが現実味を帯びてきます。

 

天候はコントロールできませんので、明日は明日で、しっかり準備して臨みたいと思います。

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