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巨人ファンが語る「ヤクルトにイチオシ!補強指定選手」とは?

今オフ、FAでヤクルトから相川亮二を獲得した巨人。仮にヤクルトが巨人から提出されたプロテクトリスト外の選手から一人選ぶとしたら……巨人ファンが、あえてヤクルト側目線に立ち、補償ではなく補強という視点から予想をしてみた。

2014/12/19

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先発、ロングリリーフに対応できるあの若手投手は!?

もちろん、今季12球団最低のチーム防御率4.62に終わった投手陣の強化も急務だ。
ドラフト会議では、ヤクルトの指名7名中5名が大学・社会人・独立リーグ出身の投手だった。
現時点では彼らが1軍で通用するかはもちろん未知数。
となると狙うは、プロテクトから外れるであろう巨人の即戦力投手。
久保裕也、香月良太、青木高広といった30代の経験豊富な左右のリリーバー陣の存在も無視できない。
ただ、彼らの推定年俸は久保5000万円、香月4600万円、青木4000万円と一様に中継ぎ投手としては高額だ。
同じく実績のある福田聡志なら15年推定年俸2400万円だが、今季12試合で防御率9.64と安定感を欠いた。
田原誠次の評価も高いが、おそらく巨人でもレアな変則サイド右腕の田原はプロテクトされるだろう。
そこで、ヤクルトにイチオシ!投手が「江柄子裕樹」である。
3年目の右腕は今季19試合に登板(2試合は先発)、0勝2敗、防御率2.79。
来季29歳、推定年俸も1300万円とお得。エガラシ2:50と持ちネタも完備。
ロングリリーフ、谷間の先発とあらゆる起用法に対応できる。
今季は夏場に1軍昇格すると、7月3.60、8月2.84、9月2.38と月間防御率も尻上がり。
渋谷出身で原宿外苑中学卒。
いわば、江柄子は東京生まれ神宮球場育ちみたいなものだ。

手堅く「第3捕手職人」獲得か?
それとも思い切って「第2の一岡候補」に賭けるのか?

ヤクルトの「補強指定選手」がもうすぐ明らかになる。

See you baseball channel……

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