【日本シリーズ第6戦】日本ハム10年ぶり3度目の日本一。8回2死走者なしから一挙6点のビッグイニング！
29日に日本シリーズ第6戦がマツダスタジアムで行われ、日本ハムが10-4で勝利。今シリーズ4勝2敗で、2006年以来10年ぶり3度目の日本一を決めた。
2016/10/29
8回にビッグイニング
6回裏、広島が大きなチャンスを迎える。
3番手・石井裕也から先頭の松山が中前安打。そして鈴木は4番手・井口和朋から四球を選ぶ。続く小窪が犠打を決めて、1死2、3塁とする。今日初打席となった會澤翼は見逃し三振で倒れるも、代打・下水流昂のショート深くへの内野適時打で同点に追いつく。
7回表は今村猛が、7回裏はバースがそれぞれ無失点に抑える。
8回表、広島は勝利の方程式の一角のジャクソンがマウンドへ。2死から西川が今日3安本目となる右前安打で出塁すると、中島と岡が中前安打で続き、2死満塁。ここで4番・中田翔に対してジャクソンはストレートの四球で押し出し。1点勝ち越しに成功する。さらに5番に入っていたバースも中前安打で続くと、止めはレアードの満塁弾。8回、一挙6点のビッグイニング、勝負を決めた。
日本ハムは9回裏を谷元圭介が締めて、10-4で勝利。今シリーズ4勝2敗で、2006年以来10年ぶり3度目の日本一をつかみ取った。
日本ハムは第1戦、第2戦と連敗を喫したが、札幌ドームで3連勝と一気に流れに乗った。
栗山英樹監督は、就任5年目にして初めての日本一。一方の広島は32年ぶりの日本一を目指したが、第3戦目以降は今村、ジャクソン、中崎の勝利の方程式がつかまったのが誤算だった。
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