開幕後13試合連続チーム本塁打なし、外れ1位に5球団競合など。BBC編集部が選ぶ2016年10大珍ニュース
2016年を10大ニュースで振り返るシリーズ第2弾。 今シーズン中に起こった10大“珍”ニュースを振り返ってみたい。
2016/12/27
巨人・澤村が予想外の大暴投
8つめは、完売御礼の文字が躍るも、空席が目立つあの球場についてだ。
黒田博樹がNPB復帰した2015年以降、マツダスタジアムの年間シートが完売するなど、“黒田効果”のすごさは注目されてきた。その影響で、チケットが取りにくくなり、価値が上がり高額での転売が多発した。
そこでファンは入場するためにビジターパフォーマンス席(ビジターチームの外野席)を買い、立ち見する方法を見つけ出した。そのため、ビジターチームのファンが、球場の応援席で観たくてもチケットが取れないのに、空席が目立つという異例の事態に陥っている。今後、ビジターパフォーマンス席は、ビジターチームのファンクラブしか買えなくするなど、何か対策を練ってほしい。
9つめは、某番組で珍プレー大賞にも選ばれた“珍事”を振り返りたい。
9月4日に東京ドームで行われた中日ドラゴンズ戦で、巨人の澤村拓一が三塁ベンチ上に大暴投。澤村本人は、かかとが引っかかったが投げなければいけないと思い、暴投につながったとしている。このシーンは、某番組でも珍プレー大賞に選ばれた。
最後に、今年のドラフト会議で起きた不思議な出来事だ。
今年のドラフト会議では、田中正義(創価大)を5球団競合の末、福岡ソフトバンクホークスが交渉権を獲得。2度目の1位指名選手を発表してみると、今度は5球団とも佐々木千隼(桜美林大)を外れ1位で指名するという異例の事態に。今度は強運のイメージが強いロッテが交渉権を得た。他4球団が再び1位指名を発表する際に、外れ外れ1位も競合という珍事態をも予測したが、被らずに収まった。
上述した10個以外にも、珍しい出来事やプレーは数多くある。
来季はどんな珍プレー、珍事件が起こるのか、今から楽しみだ。