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今日は15年ドラ1の日だ!広島・岡田、147球の熱投でチームを6連勝に導く

2017/04/08

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 広島東洋カープ対東京ヤクルトスワローズの一戦(8日・マツダスタジアム)は広島の2015年ドラフト1位の岡田明丈が、前日の2016年ドラフト1位ルーキーの加藤拓也の快投に負けない魂の熱投で広島が2対1で勝利。岡田は8回1/3を147球、1失点に抑え、チームを引き分けを挟んでの6連勝に導いた。
 
 試合は2回裏に動く。4番・新井、6番・エルドレッドの左前安打、四球で得点圏へ走者を進めると、7番・安部は二ゴロに倒れ走者は一三塁。続く、石原の打席で一塁走者の安部が盗塁を試みる。捕手の中村が二塁に投げた隙に三塁走者の新井がスタート。広島が重盗を成功させ、1点を先制する。続く石原も、右前適時打を放ち、広島が先発・岡田を援護した。ヤクルトは守備の連係ミスで、痛い失点となった。
 
 広島・岡田は前回登板こそ4回7四球6失点と制球が定まらなかったが、この日は石原の強気のリードもあり150キロを超える直球とスライダーを中心に、また、バックの守りにも助けられ、7回まで無失点投球を続けた。
  
 一方のヤクルト・小川は2回の失点以降は走者を背負う投球が続いたが、粘りの投球で広島打線に追加点をやらず。7回を128球、6安打、9三振、2四球、2失点と好投をし、味方の援護を待つ展開となった。 
 
 8回も続投した岡田は、2死一二塁とピンチを招き、4番・バレンティンと対決。フルカウントから投じられた変化球でバレンティンを空振り三振に打ち取り、無失点を継続した。
 
 広島・緒方監督は岡田に9回も託す。1死から6番・畠山に二塁打を打たれ、続く中村に四球を出し、ここで交代。後続を代わったジャクソンが1点を失うも、広島が2対1で勝利した。岡田は8回1/3を147球、5安打、9三振、5四球、1失点と熱投を披露した。
  
 前日の2016年ドラ1ルーキーの加藤に負けない、2015年ドラ1の岡田の魂の投球で広島は引き分けを挟んで6連勝とした。