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広島、集中打で逆転し破竹の7連勝!先発九里は7回2失点の好投で2勝目

2017/04/09

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 8日、東京ヤクルトスワローズ対広島東洋カープの一戦がマツダスタジアムで行われ、6-2で広島が勝利を収め、7連勝を飾った。
 
 広島の勢いが止まらない。7日からの3連戦では、ルーキー・加藤、2年目・岡田が揃って好投を披露。そして、今日は4年目の九里が好投を見せた。
 
 1回、2回は得点圏に走者を背負う苦しいピッチングとなったが、いずれも要所を締め無失点。3回から6回までは二塁すら踏ませない気迫溢れる投球を見せた。
 
 一方のヤクルト先発オーレンドルフも好投。好調広島打線を相手に、失点は3回に浴びた丸の適時打のみで、6回終了時は1-0で広島がリードと、投手戦の様相を呈していた。
 
 そして、試合は7回に動いた。
 
 7回表に二死から6番・畠山が安打で出塁すると、7番・中村も四球で続きチャンスを作ると、代打・大松が逆転適時二塁打を放ち、試合をひっくり返した。
 
 しかし、広島打線は九里の好投に応え、即座に反撃に出た。
 
 この回から登板した2番手・星を攻める。8番・會澤が四球で出塁し、1番・田中の打球を遊撃・大引が失策。チャンスを広げると、2番・菊池の左飛を左翼・バレンティンが落球。その間に走者が生還し、試合を振り出しに戻した。そして、続く3番・丸に適時打が飛び出したところで星は降板。味方の失策が絡み、不運な形で失点を喫することになってしまった。
 
 3番手・ルーキも勢いを止められず、4番・新井、5番・鈴木に連続適時打を浴びると、6番エルドレッドに犠飛を放たれ、ヤクルトはこの回5失点を喫し、逆転を許していしまった。
 
 リードを奪った広島は、8回にジャクソン、9回に中崎を投入。ジャクソンは一死満塁、中崎も無死1・2塁と大ピンチを招いたが、後続を抑え無失点にまとめ、試合終了。
 
 ヤクルトは終盤の好機を活かしきれず、同一カードで3連敗を喫した。
 
 また、この試合では広島・田中が、あと本塁打が出ればサイクル安打という大暴れを見せた。