SB、松坂は登板見送りか。松田の不調で三塁に不安…川崎の復帰も視野に【パ第5節展望】
開幕から2週間が経ち、14日から5節目に入る。3節連続負け越している福岡ソフトバンクホークス。今節の2戦目に松坂大輔投手が先発する予定だったが、どうやら攝津正投手に変更となりそうだ。
2017/04/14
Getty Images
待たれる川崎の昇格
4位 ソフトバンク ― 3位 オリックス 14勝10敗1分（昨季） ヤフオクドーム
開幕カード以降、3節連続負け越しのソフトバンクはここから巻き返せるか。初戦の先発は左ひじ痛で離脱した和田毅に変わって、中5日で中田賢一と発表されている。前回登板では変化球が甘く入ったところを痛打された。登板間隔は短くなるが、投球数は少なかった。影響がどうでるか。2戦目は攝津正が先発の予定だ。当初は松坂大輔と噂されたが、攝津が登板する。3戦目は東浜巨だろう。
打線はやや元気がない。前節2本塁打の柳田悠岐、4番の内川聖一、中村晃、上林誠知に当たりは出ているが、松田宣浩の調子が上がらないのがやや気がかり。三塁手に代わりがいないだけに、川崎宗則の復帰も視野に入れたい。
オリックス・バファローズは前節、失策で試合を落として2連敗。嫌な流れだ。初戦の先発はエースの金子千尋が上がる。開幕2戦目の前回は、6回1失点で今季初勝利を挙げた。前回は伊藤光とバッテリーを組んだが、今回は若月健矢になるのか、気になるところだ。2戦目は前回初勝利のフィル・コーク、3戦目は前回完封の西勇輝になりそうだ。
打線の方は、宮崎祐樹と駿太が絶好調。2人で好機を作っている。カギは2番を打つ西野真弘になりそう。福良淳一監督はつなぎの2番を置いているが、宮崎と西野をひっくり返すのも面白い作戦だ。中軸のステフェン・ロメロ、T-岡田ら、全体に調子はいい。