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【パリーグ・試合結果】上位3チームがカード初戦を白星で飾る。ソフトバンクは連敗で借金生活へ

2017/04/14

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〇オリックス9-0ソフトバンク●
 
 ソフトバンク先発は中田、オリックス先発は金子千尋で始まった試合は、オリックスが終始試合の主導権を握った。
 
 初回、小谷野と中島の適時打で一挙4点を奪い試合の主導権を握ると、3回には小谷野に本塁打が飛び出し5点のリードを奪った。試合後半はプロ初登板と2015年のドラ1ルーキー・高橋純平にプロの洗礼を浴びせ4得点。大量リードでエースを援護した。
 
 先発・金子千尋は9回を92球で被安打2、無四球無失点で通算21回目の完封勝利。ソフトバンク打線につけ入る隙を与えなかった。
 
 投打がかみ合い大勝となったオリックスは貯金を3に伸ばした。一方、ソフトバンクは投打に振るわず、連敗で借金1となった。
 
〇西武3-2ロッテ●
 
 西武・菊池、ロッテ・二木の両先発が好投していた試合は、西武が9回二死の土壇場で逆転し、接戦を制した。
 
 ロッテは菊池から6回に細谷の三ゴロの間、7回に伊志嶺の適時打で2点を奪った。そして、先発の二木も西武・中村のソロ本塁打の1点のみに抑える好投を見せ、8回も内が無失点。勝利は目前に迫っていたが、9回に守護神・益田が二死を奪ったところで、メヒアに痛恨の逆転二点本塁打を被弾してしまい、試合がひっくり返った。
 
 その後、ロッテは9回裏に増田から一死満塁と一打サヨナラのチャンスを作ったが、代打・福浦は併殺打に倒れてしまい、勝利まであと一死というところから悔しい逆転負けを落としてしまった。
 
〇楽天3-2日本ハム●
 
 好調・楽天先発は今季未勝利の釜田。日本ハムは、プロ初先発となる2年目右腕の吉田をマウンドに送る。
 
 吉田は2回に石井一のプロ初本塁打で1点の援護を貰ったが、3回にペゲーロの一ゴロの間に1点、4回には岡島の適時打で1点、5回にも茂木、ペゲーロの連続二塁打で1点を失い計3失点。吉田は5回途中で降板し、4回0/3を被安打7、1奪三振、1四球、3失点とほろ苦いデビューとなった。
 
 楽天は13安打を放つも3得点と拙攻が目立ったが、5回2失点で降板した釜田の後を受けた福山・森原・ハーマン・松井裕が日本ハム打線を0点に抑え接戦を制した。
 
 また、この試合では日本ハム・公文が藤田の頭部付近に死球を与え、今季初の危険球退場となった。