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延長12回サヨナラ勝ちを収めた西武。辻監督「非常に嬉しいが、やっぱり野球は難しい」

2017/04/20

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 19日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、延長12回の死闘の末サヨナラ勝ちを収めた西武ライオンズ。5回終了時には3点ビハインドと劣勢だったが、8回には4-4と同点に追いつき、延長戦での勝利へ繋いだ。
 
 監督就任後、初のサヨナラ勝利となった西武・辻監督は試合後に以下のようにコメントを残した。
 
「非常に嬉しいが、やっぱり野球は難しい。やはり反省する点がある」
 
 また、辻監督は延長12回の攻撃を称賛している。
 
「出るバッターが素晴らしい。ミスした後100点でちゃんと打ってくれた。そういう意味ではいい形で最後ちゃんと締まった」
 
 延長12回裏、先頭の秋山が出塁した後、ルーキー・源田は2球連続でバントを失敗し空振り三振に倒れてしまった。しかし、その後浅村がサヨナラ二塁打を放ち試合を決めたことには、指揮官もご満悦のようだ。
 
「昨日敗れて今日、大事な試合。エース・則本をこういう形で、っていうのはいい1勝になった」
 
 好調楽天のエース・則本が先発した試合に勝利したことで、チームに勢いが出そうだ。一方で、5回に被弾したペゲーロの一発については、以下のようにコメントしている。
 
「3点目のホームランは絶対いけない。2点はまだどうにかチャンスがあっても、3点目はきついと思っていた。バッテリーが反省すべき」
 
 劣勢を跳ね返し、逆転勝利を収めた西武。秋山・浅村・中村といった主力打者の活躍で貯金を2に伸ばし、楽天とのゲーム差を「3」とした。