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筒香から三振。広島・高橋樹の鮮烈デビュー。花巻東からエースへ… “雄星2世”が大きな一歩

2015年ドラフトで広島東洋カープに3位指名された高橋樹也投手が、4月30日に横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初登板を果たした。

2017/05/01

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雄星を目指し花巻東へ

 プロ初の奪三振は、自身が憧れる先輩のライバル打者から取ったものだった。
 
 広島の高卒2年目左腕・高橋樹也がプロデビューを果たした。
 8回裏2死、4点差がついたところでマウンドへ向かった高橋樹は、先頭の梶谷隆幸に中前安打を許したあと、侍JAPANの主砲を務めた筒香嘉智を迎えた。
 
「筒香さんはどっしりと構えられていて、凄く緊張感がありました。(キャッチャーの)會澤(翼)さんが思い切って投げてこいと言ってくださったので、開き直って投げることができました」
 
 驚いたのは、堂々としていたマウンドでの立ち振る舞いだ。
 筒香に対し、初球は外のストレートでストライクを取った。2、3球目はインコースにストレートを放り、4球目は外のストレートでボール。カウント2-2としたところで、最後に投じたのは109キロのスローカーブだった。
 
「自信があるのはコントロールとボールのキレです。色々なボールを使って、ストライクを取って打ち取れるように頑張りたい」と試合前に話していたが、筒香を空振り三振に取る、見事なデビュー戦だった。
 
 岩手県出身。
 2年連続開幕投手を務めた菊池雄星とは、高校の後輩にあたる。
 運命もある。きっかけは小学生時代に参加した野球教室での出会いだ。菊池がプロになって初めての野球教室に、小学生だった高橋が参加していたのだ。
 
「覚えていますよ。いいボールを投げるねって、本人にいったのを覚えています」
 
 菊池の回想だ。
 高橋樹はそのまま菊池の背中を追って、花巻東へ進学したのだった。

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