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オリックス・金子千尋、8回2失点完投負けも次戦でリベンジ期す「すぐにやり返すチャンスがある」

2017/05/10

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 オリックス・バファローズの金子千尋投手は、9日の福岡ソフトバンクホークス戦に先発登板。8回を6安打、4奪三振、1四球、2失点と快投を見せたが、ソフトバンク先発・千賀滉大も8回を3安打、13奪三振、1四球、1失点と好投。そのため、2点目が決勝点となってしまい、金子は今季初黒星を喫した。
 
 金子は降板後、以下のようにコメントを残した。
 
「取られてはいけないところで失点してしまったことは反省しなければいけません。来週もソフトバンクとの試合があり、すぐにやり返すチャンスがあるので、そこでしっかりと投げたいと思います」
 
 2015年、2016年は共に7勝止まりと、期待に応えられていなかった金子。しかし、今季は沢村賞を受賞した2014年以来の好調を見せ、チームを牽引し続けている。
 
 今季、金子は7試合の登板で53回、3完投(1完封)、5勝1敗、29奪三振、18四球、防御率1.70という好成績を残し、3・4月の月間MVPも獲得した。沢村賞を獲得した2014年は191イニングで199奪三振、2013年には200奪三振で最多奪三振を受賞した金子だが、今季は打たせて取る投球へのモデルチェンジに成功し、効率良くアウトを奪い続けている。
 
 金子と千賀は来週の16日に、本拠地・京セラドーム大阪で再戦する可能性が高い。復活を果たしたエースは、若手剛腕との再戦で、リベンジを果たすことが出来るだろうか。