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楽天・則本、2季ぶり完封勝利!決勝満塁弾のアマダー「繋ぐ意識で打席に入った」

2017/05/10

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 10日、東北楽天ゴールデンイーグルス対千葉ロッテマリーンズの一戦がKoboパーク宮城で行われ、楽天が5-0で勝利を収めた。
 
 この試合に先発した楽天・則本昂大は2015年6月14日の中日ドラゴンズ戦以来の完封勝利を上げ、12奪三振で4試合連続2ケタ奪三振を記録した。
 
 則本はこの試合で今季4勝目を記録。そして、奪三振数を56に伸ばし、2位のソフトバンク・千賀滉大の55を上回り単独1位となった。
 
 試合は、楽天が序盤に大量リードを奪い、試合を優位に進めた。
 
 楽天は初回、ロッテ先発・スタンリッジの立ち上がりを攻め、ペゲーロの安打、ウィーラーの死球、銀次の四球で二死満塁のチャンスを作ると、今日6番でスタメン出場したアマダーが満塁本塁打を放ち、4点を先制。また、2回にもペゲーロの二ゴロ間に1点を追加し、序盤に5点のリードを奪った。
 
満塁本塁打を放ったアマダーは、以下のようにコメントを残した。
 
 「なかなか結果が出てなくて、繋ぐ意識で打席に入ったよ。この調子で次も打ちたいね。結果が出ない自分を使ってくれた監督と日々指導してくれるコーチのみんなに感謝したいよ」
 
 打線は2回以降、持ち直したスタンリッジの前に沈黙したが、先発・則本が初回以外はロッテ打線に二塁すら踏ませない快投を披露。9回を100球で被安打5、12奪三振、1四球、無失点という内容で2季ぶりの完封勝利を上げた。
 
 ロッテは先発・スタンリッジが7回を被安打4に抑えたが、序盤に与えた四死球の隙を突かれ5失点。楽天に試合の主導権を渡してしまった。打線も則本の前に沈黙し、ロッテは投打に振るわず完敗となってしまった。