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育成できない巨人。マギー、カミネロ…助っ人に命運託したチームに渦巻く未来への不安【死亡遊戯コラム】

現在、なんとか3位につけている読売ジャイアンツ。助っ人軍団は躍動を見せるものの、若手がなかなか台頭しないという悩みは解決できていない。

2017/05/20

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 もしも彼らがいなかったら、今の読売ジャイアンツはどうなっていただろうか?FA補強組が故障や不調でほとんど戦力になれず、勝率5割の攻防が続く由伸巨人。そんななか、海の向こうからやってきた「もうひとつの補強組」は意地を見せてくれている。今季からチームに加わった新外国人選手たちである。
 

チームの中心で活躍する助っ人軍団の存在感

 ケーシー・マギー、34歳。
 東北楽天ゴールデンイーグルス時代以来、4年ぶりに日本球界に復帰した男は開幕から全試合サード先発出場、打率.340、6本塁打、27打点、OPS.966(19日現在)と安定した活躍。
 
 セ・リーグ首位打者の3番坂本勇人、打点トップタイの4番阿部慎之助と組むクリーンアップはリーグ屈指の破壊力と言っても過言ではないだろう。
 マギーはチャンスにも強く、得点圏打率.354、23打点と、5番打者として申し分のない働きだ。
 
 思えば、遠回りしての巨人入団だった。
 
 12年オフ、一時は巨人との契約が確実視される報道がでるも、急転直下の楽天入り。
 あれから5年、東京に辿り着いた背番号33は1軍唯一の助っ人野手として、打線を牽引し続ける。
 
 そして、クローザーを務めるのが剛腕アルキメデス・カミネロだ。
 昨季、最多セーブの澤村拓一に代わる新守護神は、すでに17試合に投げ、11セーブ、防御率1.42。160キロの直球は東京ドームの新名物として定着しつつある。
 来月16日で30歳とまだ若く、12年に28歳で来日した先輩スコット・マシソンのように息の長い助っ人投手としても期待がかかるところだ。
 
 この新加入の2人に加え、開幕投手を務め4勝を挙げているマイルズ・マイコラス、いまやブルペンのリーダーとして不動のセットアッパーを務める6年目のマシソン。
 今季の巨人の命運は、彼ら4人の外国人選手が握っているとすら思える、チームへの貢献度だ。

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