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ロッテがサヨナラで連敗を止め今季10勝目!先発・涌井は9回139球3失点の熱投

2017/05/19

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 19日、千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦がZOZOマリンスタジアムで行われ、ロッテが4-3でサヨナラ勝利を収め連敗を「8」で止めた。
 
 また、ロッテはこの試合でようやく今季10勝目を手にした。
 
 ロッテ先発・涌井、楽天先発・釜田で始まった試合は、接戦となった。
 
 先制点を奪ったのは楽天だった。2回、一死から岡島と藤田が連打で出塁し、チャンスを作るとダフィーの失策間に1点を奪った。
 
 先制点を奪われたロッテだったが、3回に反撃を見せた。3回、先頭の吉田が二塁打、三木が内野安打で出塁し、無死1・3塁とチャンスを作る。その後伊志嶺・鈴木は連続三振に倒れたが、伊志嶺の打席で釜田がボークを宣告され、1点を奪った。そして、3番・根元が二死から適時打を放ち、1点を勝ち越した。
 
 そして、6回には二死からダフィーが安打で出塁すると、清田が適時二塁打を放ちリードを2点に広げた。
 
 しかし、9回に力投を続けていた涌井が福浦の野選で3点目を失い、試合を振り出しに戻してしまうが、後続を抑え勝ち越しは許さなかった。
 
 涌井は9回を139球、8安打、7奪三振、1四球、3失点という熱投を見せ、味方のサヨナラを待った。10回は2番手・内が得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑える好投を見せると、打線が2人の力投に応えた。
 
 延長10回裏、楽天5番手・森原から荻野が安打、鈴木が二塁打を放ち一死2・3塁の絶好機を作ると、根元が7球粘った後の8球目を右前に運ぶサヨナラ安打を放ち、試合を決めた。
 
 敗れた楽天は9回に同点に追いついたが、最後は森原がロッテの勢いを止められず、連勝は3で止まり、今季10敗目を喫した。