【26日のパ・リーグ結果】F大田6号決勝弾、L菊池8回1失点で5勝目、M清田サヨナラ打
2017/05/26
〇日本ハム7-5ソフトバンク●(札幌ドーム)
日本ハムが序盤のリードを守り切り連敗を止めた。
先制点を奪ったのはソフトバンクだった。初回、先頭の川崎が二塁打で出塁しチャンスを作ると、柳田に適時打が飛び出し1点を先制。そして、デスパイネに第13号となる2点本塁打が飛び出し3点目を加えた。そして、3回には二死からデスパイネ・中村晃・松田の三連打で1点を追加した。
先制点を許した日本ハムは2回にレアードの本塁打で1点を返し、3点ビハインドで迎えた3回裏にビッグイニングを作った。3回、安打と四球で一死満塁のチャンスを作ると、レアードが走者一掃の二塁打を放ち同点、大田が今季第6号となる2点本塁打を放ち勝ち越しに成功。ソフトバンク先発・バンデンハークをKOした。
日本ハム先発・浦野は3回4失点で降板となったが、2番手の高梨を筆頭に救援陣が好投。打線の奪ったリードを守り抜いた。
ソフトバンクは先発・バンデンハークが4回途中6失点と誤算で、打線も追い上げ及ばず連敗となった。
〇西武5-1楽天●(Koboパーク宮城)
西武が鮮やかな逆転勝利を収め、連勝を5に伸ばした。
西武・菊池、楽天・森の左腕対決は、序盤3イニングは両軍無得点だったが、4回に楽天が先制点を奪った。4回、楽天はウィーラーの安打と銀次の四球でチャンスを作ると、松井稼の今季初となる適時打で1点を加えた。
その後、両軍投手陣が粘りの投球を見せていたが、試合は8回に動いた。
8回、楽天は3番手に勝ち継投の森原を投入。しかし、西武打線が遂に目覚め、ルーキーを攻略した。西武は8回先頭の木村が四球で出塁し、炭谷が犠打で送りチャンスを作る。続く秋山は内野安打で出塁し一死1・3塁とチャンスを広げると、源田・浅村に連続適時打が飛び出し逆転に成功。その後、二死1・2塁のチャンスで代打・栗山が2点適時打を放ちリードを4点に広げた。
先発・菊池は8回を109球で9奪三振、1失点の熱投。そして、9回は増田がピンチを背負いながらも無失点に抑え、試合を締めた。
〇ロッテ5×-4オリックス●(ZOZOマリンスタジアム)
初回、ロッテは荻野が四球で出塁、清田が安打で繋ぎ一死1・2塁とチャンスを作る。続く角中の投ゴロ間に走者が進み二死2・3塁とチャンスを広げると、鈴木が適時打を放ち2点を先制した。
2回にはダフィーの二塁打を皮切りにチャンスを作ると、吉田が適時二塁打を放ち1点を追加。3回は清田が二塁打で出塁しチャンスを作ると、井口の適時打で4点目を加えた。
その後、試合は4-0のまま進んだが、先発・涌井がオリックス打線に捕まってしまう。7回、先頭のモレルが二塁打で出塁すると、続く中島が適時打を放ち1点を返される。その後も代打・武田が安打でピンチを広げると、若月の適時打で2点目を失う。涌井はその後、西野に四球を与え二死満塁のピンチを招くと、小谷野に2点適時打を浴び試合を振り出しに戻されてしまった。
そして、同点で迎えた9回裏、先頭の三木が内野安打で出塁し、田村が犠打で送り一死2塁と一打サヨナラの場面を作る。続く根元が左前安打で繋ぐと、最後は清田がフェンス直撃のサヨナラ安打を放ち試合を決めた。
敗れたオリックスは7回に集中打で同点に追いついたが、最後は守護神・平野が力尽き泥沼の8連敗となった。