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【27日のセ試合結果】中日・岩瀬3年ぶり勝利、阪神・糸井復活の4打点、広島・エルドレッド12号

2017/05/27

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○中日 4-2 ヤクルト●
 中日先発の又吉が初回から乱調。四球と安打などで満塁にすると、大松に押し出し四球で1点を失う。その後は立て直すが、5回には雄平に適時打を打たれ2失点目。一方のヤクルト先発の小川は5回まで無失点投球を続けるが、6回に79球で突如降板。代わった近藤がゲレーロに三遊間へ適時打、平田はどん詰まりの内野安打で同点に追いつく。8回には藤井が右中間へ適時三塁打、さらに失策も絡み、藤井は一気にホームへ生還した。9回は田島が抑え、4-2で中日が勝利した。岩瀬には3年ぶりの白星が記録され、対するヤクルトは5連敗で最下位転落となった。
 
○阪神 9-2 DeNA●
 阪神は3回に失策と死球でチャンスを作ると、糸井の右翼スタンドへ3ランで3点を先制。さらに同じ回に福留も逆方向へ2ランを放ち、ベテラン2人の活躍で5点を先行した。4回にも再び糸井の適時打で追加点。DeNAは5回に相手のミスに付け込み、2点を返すが、6回に満塁からロペスの本塁への送球ミスでさらに2失点。両軍合わせて失策5の試合となったが、序盤に点を重ねた阪神が9-2で勝利し、先発の青柳に今季初白星が記録された。
 
○広島 9-0 巨人●
 広島は初回に巨人先発の宮國の四球3つで満塁のチャンスを作るが、エルドレッドが三振に倒れ得点ならず。広島は2回にも二死三塁とチャンスを作り、田中、菊池、丸、鈴木の4連打で3点を先制する。広島打線の勢いは止まらず、3回にはエルドレッドの左中間スタンドへのソロ本塁打、4回には鈴木とエルドレッドの適時打で7点を加える。宮國は4回途中で10安打、5四球、7失点と大誤算だった。一方の広島先発の九里は8回を投げ3安打無失点の完ぺきな投球。広島が巨人に快勝し、今季の対戦成績を9勝1敗とした。