【31日のセ・パ交流戦結果その1】Eウィーラー2戦連続弾、H石川プロ初先発初勝利、T能見8回途中無失点
2017/05/31
〇楽天6-0巨人●(Koboパーク宮城)
投打のかみ合った楽天が4連勝を飾り、貯金を20に伸ばした。
楽天先発・塩見、巨人先発・吉川光で始まった試合は、終始楽天が試合の主導権を握った。
3回、楽天は先頭の足立が巨人・山本の悪送球で出塁、続く田中も四球を選びチャンスを作ると、ウィーラー・アマダー・今江に適時打が飛び出し3点を先制。また、5回にはペゲーロに今月2本目となる場外弾が飛び出し1点を追加した。
そして、7回にはウィーラーの2試合連続となる本塁打でダメ押しの2点を奪い、リードを6点に広げた。
投げては、今季初先発の塩見が5回を69球で無失点に抑えると、6回からは4投手の継投で完封リレー。塩見に今季初勝利を届けた。
敗れた巨人は投打に振るわず、泥沼の6連敗となった。
〇ソフトバンク7-2中日●(ヤフオクドーム)
ソフトバンクが連日の先発全員安打で快勝し4連勝を飾った。
初回、ソフトバンクは先頭の川島が二塁打で出塁すると、今宮が犠打で送り一死3塁のチャンスを作る。そして、柳田の適時二塁打で1点を先制、その後もデスパイネに内野安打が飛び出し2点目を追加した。2回には甲斐の適時二塁打で1点を加えた。3回はデスパイネの本塁打、4回には今宮にも本塁打が飛び出し5点を奪った。
投げては、プロ初先発の石川が6回2失点と好投。その後は五十嵐・森・岩嵜と繋いでリードを守り切った。石川は甲斐との育成出身バッテリーで嬉しいプロ初勝利を手にした。
敗れた中日は先発・大野が6回6失点と試合を作れず、打線も振るわず3連敗となった。
〇阪神5-0ロッテ●(ZOZOマリンスタジアム)
投打のかみ合った阪神が連勝を飾った。阪神先発・能見、ロッテ先発・チェンで始まった試合は、阪神が序盤に先制し、主導権を握った。
2回、阪神は中谷・大和の安打、俊介の四球で一死満塁のチャンスを作ると、梅野の2点適時打、高山の二ゴロ間に1点を加え3点を先制した。そして、9回には梅野の四球、高山の安打でチャンスを作り、糸井の適時打、中谷の二ゴロ間に得点を奪い、リードを5点に広げた。
投げては、能見が8回途中無失点の好投を見せ、その後は桑原・マテオと繋ぎ完封リレーでロッテの反撃を封じた。
敗れたロッテは先発・チェンが6回3失点と試合を作ったが、打線が散発5安打と沈黙し3連敗となった。
また、ロッテは5回から2番・中堅の荻野に代わり新加入のサントスが途中出場。サントスは、第1打席は空振り三振、第2打席は遊ゴロに倒れ、初出場で快音を響かせることは出来なかった。