大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » 【31日のセ・パ交流戦結果その2】オリ・駿太サヨナラ打、日ハム・斎藤佑623日ぶり白星、広島7連勝

【31日のセ・パ交流戦結果その2】オリ・駿太サヨナラ打、日ハム・斎藤佑623日ぶり白星、広島7連勝

2017/05/31

text By



〇オリックス2×-1ヤクルト●(京セラドーム大阪)
 
 オリックスが終盤で同点に追いつき、サヨナラ勝ちで3連勝を飾った。
 
 ヤクルト先発・石川、オリックス先発・東明で始まった試合は、投手戦の様相を呈していたが、5回に試合が動いた。5回表、ヤクルトは先頭の上田が三塁打で出塁すると、続く中村が犠飛を放ち1点を先制した。
 
 1点を追うオリックスは、8回に代打攻勢でヤクルト3番手・石山を攻略。8回、先頭の代打・西野が初球を叩き二塁打で出塁し、武田の二ゴロで三塁に進塁しチャンスを広げる。すると、代打・モレルが値千金の同点適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。
 
 そして、延長10回には無死から西野が安打で出塁し、武田の犠打で一死2塁と一打サヨナラのチャンスを作ると、最後は駿太がサヨナラ適時二塁打を放ち試合を決めた。また、5番手に登板したドラ5ルーキー・小林は9試合目で嬉しいプロ初勝利を手にした。
 
 ヤクルトは先発・石川が6回無失点と好投したが、3番手・石山、4番手・ギルメットが誤算でまさかの逆転負けを喫してしまった。
 
〇日本ハム6-1DeNA●(札幌ドーム)
 
 投打のかみ合った日本ハムが今季の交流戦初白星を手にした。
 
 初回、日本ハムは西川の二塁打を皮切りにチャンスを作ると、中田が適時打を放ち1点を先制。5回には中田にこの日2本目となる適時打が飛び出し3点目。そして、7回には中田・大田に適時打が飛び出し6点目。主砲・中田は3打数3安打5打点の大活躍だった。
 
 投げては、先発・斎藤佑が6回途中1失点と好投。谷元・宮西・玉井の継投でリードを守り切り、斎藤は623日ぶりの白星を手にした。
 
 敗れたDeNAは、投打に振るわなかった。
 
〇広島9-4西武●(メットライフドーム)
 
 投打のかみ合った広島が快勝で破竹の7連勝を飾った。
 
 1点ビハインドで迎えた4回、広島は一死から新井が四球で出塁すると、會澤に今季第2号となる本塁打が飛び出し逆転に成功。5回には3四球で満塁のチャンスを作ると、エルドレッドが押し出し四球、新井が2点適時打、堂林が今季第1号となる本塁打を放ち一挙6得点。大量得点で西武先発・ガルセス、2番手・田村をKOした。
 
 そして、7回には鈴木にソロ本塁打が飛び出し、9点目を奪った。相手のミスにつけ込んで得点を奪った広島は、7安打9得点と安打数を上回る得点で西武を圧倒した。
 
 先発・大瀬良は5回1失点でマウンドを降りると、一岡・中田が1イニング、ブレイシアが2イニングを投げリードを守り切った。
 
 敗れた西武は四球やミスが失点に結びつき、被安打以上の失点を許してしまった。また、打線の反撃も遅く、4連敗となってしまった。