広島は日ハムにリベンジなるか? 西武対巨人は“1.80秒”を巡る攻防に注目【交流戦第3節展望】
交流戦は第3節を迎える。前回は対決を予想した巨人・田口麗斗VSオリックス・山岡泰輔は、巨人が田口の登板を早めたために実現しなかった。ネットの反応を見ると、少し残念に思った人も多いようだ。交流戦だからこその組み合わせは、やはり人々を魅了する。今節はどんな対決が見られるか。
2017/06/06
広島、日ハムにリベンジなるか
日本ハム対広島は、昨年の日本シリーズのカードだ。シリーズの流れを変えたのは、札幌での3連戦だった。昨年、この地で3連敗を喫した広島にとって、交流戦は負けられない戦いとなる。広島は日本シリーズ第3戦の敗戦投手になった大瀬良大地の先発が7日に予定され、第5戦にサヨナラ本塁打を喰らった中崎翔太もリベンジに挑む。
この本塁打を放ったのが、中崎と同学年の西川遥輝だった。中崎はこのまま引き下がってはいられない。西川は、6日の初戦に先発する薮田和樹とも同学年対決を繰り広げる。
次に興味深い対決は楽天VS横浜DeNAだ。
楽天の初戦先発は辛島航と発表されている。おそらく3戦目は則本昂大だろう。
この二人は90年生まれ。DeNAのショートストップ・倉本寿彦も90世代だ。そして、DeNAの第3戦の先発といわれている三嶋一輝も同学年だ。
辛島、倉本はそれぞれ甲子園に出場。辛島だけがそのままプロに入団し、則本と三嶋は大学、倉本は大学・社会人を経由してからのプロ入りだ。則本が2桁奪三振記録の更新を狙うが、阻止できるだろうか。
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