【6日のセ・パ交流戦結果その1】De濱口4勝目、D又吉プロ初完封、広島逆転勝利
2017/06/06
〇DeNA9-1楽天●(山形・荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた)
DeNAが楽天を投打で圧倒し白星を飾った。
初回、DeNAは桑原の先頭打者本塁打、筒香の12試合ぶりとなる2点本塁打で3点を先制。3回は宮崎のソロ本塁打で1点、5回にはロペスのソロ本塁打、今江の失策、戸村のボークなどのミスにつけ込み4点、6回にも梶谷の適時打で1点と、大量9点を奪った。
投げては、先発・濱口が7回119球1失点の好投。打線の大量援護に恵まれ、濱口はプロ4勝目を手にした。
敗れた楽天は、投打に振るわなかった。また、この試合の3番手にDeNAから獲得した久保裕也投手が登板。古巣相手に2回無失点の投球を見せた。
〇中日3-0ロッテ●(ZOZOマリンスタジアム)
中日は又吉の快投が光り、カード初戦を白星で飾った。
中日先発・又吉、ロッテ先発・石川で始まった試合は、投手戦の様相を呈した。
初回、中日は先頭の京田が三塁打で出塁すると、続く亀澤がレフトへ犠飛を放ち1点を先制。6回には松井の安打、京田・亀澤の犠打で二死3塁のチャンスを作り、大島の適時打で1点を追加。そして、8回には平田のソロ本塁打で3点目を奪った。
投げては、先発・又吉が9回を125球で被安打4、8奪三振、4四球の快投でプロ初完封。先発転向後無傷の4勝目を手にした。
ロッテは先発・石川が8回3失点と力投を見せたが、打線が散発4安打と沈黙し、3連敗となった。
〇広島5-4日本ハム●(札幌ドーム)
広島が逆転勝利で3連勝を飾った。
先制点を奪ったのは日本ハムだった。2回、広島先発・薮田は田中に四球、大田に二塁打を許し無死2・3塁のピンチを作ると、岡の三ゴロ間、大野の適時打でこの回2点を許してしまった。その後の6回にも大田の適時二塁打で1点を失い、薮田は6回3失点という内容でマウンドを降りた。
試合前半は新井のソロ本塁打による1点に留まっていた広島打線だったが、薮田の降板直後に相手のミスにつけ込んだ。7回、先頭の會澤が四球、続く田中も悪送球で出塁しチャンスを作ると、菊池の二ゴロ間、丸・エルドレッドの適時打でこの回3点を奪い逆転に成功した。
リードを奪った広島は、7回から勝ち継投を投入。中崎・ジャクソン・今村は1イニングずつを無失点に抑え、試合終了。鮮やかな逆転勝利で、先発・薮田は今季5勝目を手にした。
敗れた日本ハムは7回にミスが重なってしまい、6回1失点の好投を見せた加藤に白星を届けられず、3連敗となった。