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【13日の交流戦結果その1】広島・薮田8回11K無失点、阪神・秋山6勝目、中日・ビシエド1試合2発

2017/06/13

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〇中日7-5日本ハム●(ナゴヤドーム)
 
 中日が日本ハムの追撃を振り切り、連勝を飾った。
 
 初回、先発・又吉は一死から西川に四球、中田の内野安打でピンチを作ると、レアードに3点本塁打を浴びる苦しい立ち上がりとなったが、直後に味方打線が反撃を見せた。
 
 1回裏、中日は二死から大島が内野安打で出塁すると、ビシエドに今季第12号本塁打が飛び出し2点を返す。そして、2回には平田の安打・盗塁でチャンスを作ると、松井雅・京田の適時打で2点を追加し逆転に成功した。
 
 しかし、又吉がリードを守り切れなかった。3回、大田・中田の安打でピンチを作ると、レアードに適時打を浴び同点に追いつかれ、5回には中田のソロ本塁打で1点の勝ち越しを許してしまい、結局又吉は5回5失点で降板となった。
 
 1点を追う立場となった中日だったが、6回にビシエドのこの日2本目となる本塁打で同点に追いつく。そして、8回にはゲレーロ・平田の適時打で2点を勝ち越した。
 
 又吉の降板後は、ジョーダン・岩瀬・田島が日本ハム打線に追加点を許さない好投を見せ、リードを守り切った。
 
〇阪神7-2西武●(甲子園)
 
 投打のかみ合った阪神がカード初戦を白星で飾った。
 
 2回、阪神は中谷の四球・鳥谷の安打でチャンスを作ると、俊介が適時二塁打を放ち2点を先制した。しかし、先発・秋山は3回・4回に1点ずつを失い、同点に追いつかれてしまったが、直後の4回裏に俊介が今季第1号となるソロ本塁打を放ち、阪神は再び1点を勝ち越した。
 
また、阪神は7回に糸原の適時二塁打で2点、8回には中谷の適時三塁打でダメ押しの2点を追加し、リードを5点に広げた。
 
 先発・秋山は7回途中でピンチを作ったところで降板。2番手・岩崎は一死1・3塁の場面で源田を一ゴロに打ち取ったが、続く秋山に四球を与え二死満塁とピンチを広げ交代。絶体絶命の場面となった阪神だったが、3番手・桑原が二死満塁の場面で浅村を一球で二飛に仕留め、大ピンチからチームを救う好リリーフを見せた。そして、その後はマテオ・藤川が8回・9回を無失点に抑え、試合を締めた。
 
 敗れた西武は投手陣が振るわず、打撃陣も好機で一打が出ず完敗となった。
 
〇広島1-0オリックス●(広島・三次きんさいスタジアム)
 
 広島が息の詰まる投手戦を制し、連敗を2で止めた。
 
 広島先発・薮田、オリックス先発・金子千尋で始まった試合は投手戦の様相を呈し、試合終盤まで無失点と好投を続けていたが、8回に試合が動いた。
 
 8回裏、広島は先頭の會澤が西野の落球で出塁し、続く代打・石原の犠打で一死2塁とこの試合2度目となるチャンスを作ると、田中が適時二塁打を放ち1点を奪い試合の均衡を破った。
 
 投げては、薮田が8回を115球、3安打、11奪三振、2四球、無失点の快投。そして、9回は今村が虎の子の1点を守り切り、試合を締めた。薮田は6勝目、今村は12セーブ目をマークした。
 
 敗れたオリックスは、8回の西野の痛恨の失策が失点に結びついてしまい、打線も9回に一打同点のチャンスを作ったが及ばず、接戦を落としてしまった。



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