【17日の交流戦結果その1】中日・バルデス3勝目、ヤクルト・ブキャナン来日初完封、De15安打14得点で快勝
2017/06/17
〇中日4-1西武●(ナゴヤドーム)
投手陣の好投が光った中日が連敗を3で止めた。
2回、中日は平田・藤井の連打、堂上の犠打で一死2・3塁のチャンスを作ると、木下の犠飛、バルデスの振り逃げで2点を先制。4回には木下の適時二塁打で1点、8回には武山の適時打で1点と計4点を奪った。
先発・バルデスは7回を114球で2安打1失点と強力打線相手に好投。その後は岩瀬・田島と繋ぎリードを守り切った。
敗れた西武は、先発・佐野が左膝の違和感によりわずか12球で降板し、緊急登板のガルセスが3回1/3を3失点とよく投げたが、打線が散発2安打と完全に沈黙してしまった。
〇ヤクルト5-0日本ハム●(神宮球場)
投打のかみ合ったヤクルトが4連勝を飾った。
3回、ヤクルトは二死から坂口・上田が連打で出塁しチャンスを作ると、山田に今季第8号となる本塁打が飛び出し3点を先制した。4回には大引のソロ本塁打で1点、7回には山田の犠飛で1点を追加しリードを5点に広げた。
投げては、先発・ブキャナンが9回を110球で4安打、3奪三振、1四球、無失点と快投で来日初完封をマークした。
敗れた日本ハムは、投打に振るわなかった。
〇DeNA14-5オリックス●(横浜スタジアム)
DeNAが終盤に猛攻を加え、大勝で4連勝を飾った。
DeNAは1-3と2点ビハインドで迎えた6回以降に、打線が爆発した。6回、桑原・梶谷の連打、松葉の暴投で無死2・3塁のチャンスを作ると、ロペスの犠飛で1点を返す。そして、続く筒香が内野安打、宮崎が四球で出塁し今度は満塁のチャンスを作ると、戸柱が値千金の満塁本塁打を放ち、逆転に成功した。
7回には、桑原のこの日2本目となる本塁打、宮崎・戸柱の適時打、石川の犠飛、そして代打・白根のプロ初安打となる2点本塁打でこの回一挙7点を追加。DeNAは8回にも関根の適時打で1点を加え、リードを9点に広げた。
先発・久保は6回3失点という内容だったが、降板直後に味方が逆転したため今季2勝目を手にした。
敗れたオリックスは、終盤に投手陣が崩壊し6連敗となった。