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ソフトバンク、伏兵・福田の劇的サヨナラ弾で逆転勝利!西武は救援陣崩れる

2017/06/25

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〇ソフトバンク7×-6西武●(ヤフオクドーム)
 
 ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝利を飾り、カード勝ち越しを決めた。
 
 この日の先発は、2014年以降ヤフオクドームで5戦4勝、負けなしと好相性を誇る西武・ウルフ、交流戦で3戦全勝のソフトバンク・バンデンハーク。
 
 そして、ソフトバンクは選手会長の長谷川勇也をプロ初の4番、5年目の高田を9番・一塁とプロ初の一塁手での出場と打線を変更しての一戦となった。
 
 初回、ソフトバンクは川崎の初球安打・今宮の犠打でチャンスを作ると、プロ初の4番に座った長谷川が初球を捉え適時打で1点を先制。
 
 しかし、この日はバンデンハークが精彩を欠いた。3回、バンデンハークは炭谷・秋山の安打でピンチを招くと、源田の適時打で同点に追いつかれてしまう。そして、4回には二死1塁の場面から、外崎に三塁打、炭谷・金子に連打、秋山に二塁打と4連打を浴びこの回4失点。
 
 バンデンハークは6回を100球で8安打、6奪三振、1四球、5失点と試合を作れず、リーグ戦再開後初登板で結果を残せなかった。
 
 しかし、ソフトバンク打線が6回以降に執念の粘りを見せた。6回、長谷川がウルフから今季第2号となる2点本塁打を放ち2点を返す。7回には高田が牧田から適時打を放ち1点を奪い1点差に迫った。
 
 その後、8回に4番手・森が1点を失い再びリードを2点に広げられてしまったが、その直後に高田が2打席連続の適時打を放ちまたも1点差に迫る。
 
 そして、9回表に5番手・サファテが秋山・源田・浅村を三者連続三振に仕留める好投を見せると、9回裏、一死から柳田が内野安打で出塁すると、途中出場の伏兵・福田が右翼スタンドに今季第2号となる逆転サヨナラ本塁打を放ち、試合を決めた。
 
 一時は4点差と劣勢に立たされていたソフトバンクだったが、粘り強く反撃を続け、最後は点差を跳ね返して劇的なサヨナラ勝利に繋げた。
 
 敗れた西武は、ウルフが6回3失点と試合を作り、打線も10安打で6点を奪ったが、救援陣が全員失点と崩れ、カード負け越しとなってしまった。