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オリは対楽天戦4連敗中。エース金子は強力打線を止められるか【パ展望第19節その1】

パ・リーグ第19節は、東北楽天ゴールデンイーグルス対オリックス・バファローズが月曜、水曜開催の2連戦という変則日程だ。リーグ戦再開後の最初の3連戦を勝ち越した両チームだけにさらなる勢いをつけたいところだ。

2017/06/26

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連勝を伸ばすのは? 鍵を握るのは投手陣

1位・楽天―4位・オリックス Koboパーク宮城、弘前 7勝1敗
 
 ホーム・楽天の初戦先発は則本昂大がマウンドに上がる。中10日空けての登板となり、万全の状態で臨めるのは大きい。連勝と2桁奪三振記録は止まったものの、本来のピッチングでチームの3連勝に貢献したい。
 
 1日空けての第2戦先発は釜田佳直と予想する。前回登板で1軍復帰を果たし、6回を自責点0に抑えて勝利をつかんだ。防御率が4.95と高いが、ボール自体は悪くないだけに自信をもってマウンドに上がってもらいたい。
 
 打線は昨日の日本ハム戦で理想的な点の取り方をしている。茂木の欠場を感じさせずに勝利できたことは大きい。ペゲーロも好調をキープしており、左偏重打線だが、相手先発は右腕の予定で難なく戦えそうだ。
 
 オリックスの初戦先発はディクソンと発表されている。ディクソンは開幕4連勝と好スタートを切ったものの、5月4日の楽天戦に敗れてから調子を崩した。楽天戦はこの試合を含めて2敗しているが、ここから再スタートの舞台としたい。
 
 2戦目はエース金子千尋の予定だ。前回登板は雨天中止からの先発登板だった。6回途中4失点で降板したが、チームがその後に逆転をして一体感が出てくるようになった。金子は、今季の楽天戦でチーム唯一の勝ち星を挙げている。エースの好投でチームを勝利に導きたい。
 
 打線は1戦目の則本をどう攻略するか注目だ。今季3度目の対戦となり、ここまで2試合で2桁奪三振を喫している。しかし、マレーロとロメロには一発が出る怖さがあり、小谷野栄一、T-岡田の状態もいい。週末に3位西武との対戦を控えており、勢いをつけたい。