【SB】故障者続出も首位に肉薄。強さ生む充実のベンチ、チーム内競争もよりし烈に
パ・リーグ2位につける福岡ソフトバンクホークス。開幕から主力が立て続けに故障するも、交流戦は3年連続で頂点に立ち、選手層の厚さを見せつけた。リーグ戦が再開し、首位・東北楽天ゴールデンイーグルスとのゲーム差は0.5(29日現在)に迫ってきた。波に乗るチームには、内川聖一とデスパイネの主軸が復帰。レギュラー争いはますます加熱しそうだ。
2017/06/30
伏兵と呼ぶにはもったいない2軍選手
6月25日の西武戦では以下のようなスターティングメンバーが組まれた。開幕時とはガラリと変わっている。
1(二)川﨑
2(遊)今宮
3(中)柳田
4(指)長谷川
5(左)中村晃
6(三)松田
7(右)上林
8(捕)甲斐
9(一)髙田
先発:バンデンハーク
この日は今季3試合目となるスタメンを勝ち取った髙田知季が2打席連続のタイムリーを放ち、途中出場の福田秀平がプロ初となるサヨナラホームランを放って逆転勝ちを収めた。これまで出場機会の少なかった選手たちが、見事に起用に応えてみせたのだ。
ソフトバンクの強さはここにある。伏兵と呼ぶにはもったいない選手がベンチに、そして2軍に控えている。あとは少ないチャンスをものにできるかどうか。
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