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ソフトB・2014年D1位松本が2勝目!2番手・嘉弥真の二夜連続の好救援光る

2017/06/29

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〇ソフトバンク1-0日本ハム●(ヤフオクドーム)
 
 ソフトバンクが虎の子の1点を守り切り、4連勝を飾った。首位・楽天とのゲーム差を「0.5」とし、30日から楽天との直接対決に臨むことになった。
 
 ソフトバンク・松本、日本ハム・メンドーサの先発で試合はスタート。そして、初回にソフトバンクが先制点を奪った。
 
 初回、ソフトバンクは川崎の四球・今宮の犠打でチャンスを作ると、内川が一塁ベースを直撃し、打球方向が変化する適時打を放ち1点を先制。一塁手・中田は打球が予想外の方向に飛んでしまい、打球を止めることはできなかった。
 
 その後は松本・メンドーサ共に走者を出す場面が目立ったが、上手く要所を締めて2回以降は両軍無得点。
 
 中でも、5回に松本が無死二塁のピンチを背負った際に、女房役の甲斐が好フィールディングで二塁走者・石井を三塁でアウトにする好プレーを見せるなど、味方の守備に助けられる場面も光った。
 
 そして、松本は6回に二死満塁のピンチを背負ったところで降板。5回2/3を94球で4安打、4奪三振、3四球、無失点という内容だった。そして、2番手・嘉弥真が二死満塁の場面で登板。
 
 2日連続で満塁機に登板となった嘉弥真だったが、この日もマウンド度胸が光る。日本ハムも勝負をかけて代打・矢野を送ってきたが、嘉弥真は膝元に切れ込むスライダーで矢野を空振り三振に仕留め、2日連続での好救援となった。森福が巨人に移籍したことで救援左腕が1人減ってしまったが、今季は6年目の嘉弥真がその穴を感じさせない働きを見せ続けている。
 
 7回以降は、ソフトバンクが勝利の方程式を投入。7回の森は安定した投球で1回無失点。8回の岩嵜は2安打を浴びて一打同点のピンチを作ったが、最後は大田を空振り三振に仕留め1回を無失点に抑えた。
 
 そして、最後はサファテが圧巻の三者連続三振で試合を締め、ソフトバンクは虎の子の1点を守り切った。3年目・松本は今季2勝目、サファテは22セーブ目を手にした。
 
 敗れた日本ハムは再三の好機を活かせず、好投した投手陣を援護することが出来なかった。そして、この試合で5連敗を喫してしまった。