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広島・中日の左腕助っ人対決はジョンソンに軍配!ジョンソン7回3失点・バルデス7回途中8失点

2017/06/30

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〇広島8-3中日●(マツダスタジアム)
 
 広島打線が今日も爆発し、投手陣好調の中日とのカード初戦を制した。
 
 この日の先発は広島・ジョンソンと中日・バルデスの両球団が誇る助っ人左腕対決だったが、序盤から試合が動いた。
 
 初回、ジョンソンは京田の内野安打と菊池の悪送球・荒木の犠打で一死3塁のピンチを招くと、大島の二ゴロ間に1点を献上。2回には谷の安打・木下の犠打でピンチを作ると、京田に中前適時打を浴び2点目を失った。
 
 2点を追う立場になった広島だったが、すかさず反撃。2回、広島は鈴木の死球・松山の強烈な打球を二塁手・荒木が失策し無死1・2塁のチャンスを作ると、エルドレッドが今季第18号本塁打を放ち、広島は1安打で逆転に成功した。
 
 しかし、4回にジョンソンが代打で3試合連続安打と結果を残し、スタメン出場を勝ち取った8年目・松井佑に2014年以来となる本塁打を浴び同点に追いつかれる。
 
 5回まで両先発は3失点と互角の戦いとなったが、6回から広島がバルデスを攻略した。6回、先頭の丸が三塁打を放ちで無死3塁とチャンスを作ると、続く鈴木が左前へ適時打を放ち1点を勝ち越す。
 
 そして、7回には一死から代打・バティスタのフェンス直撃二塁打・田中の死球でチャンスを作ると、菊池・丸に連続適時打が飛び出し、バルデスをKO。その後、2番手・福谷から鈴木が四球を選び満塁のチャンスを作ると、松山が2点適時打を放ち、8点目を奪った。
 
 先発・ジョンソンは立ち上がりが不安定だったが、最終的に7回を113球、8安打、4奪三振、1四球、3失点と試合を作った。そして、8回は中崎、9回は今村がそれぞれ無失点に抑え、試合を締めた。
 
 敗れた中日は、バルデスが7回途中8失点と好調・カープ打線の餌食となってしまい、連勝は3でストップとなった。