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阪神、16安打10得点で2位死守!秋山が6回途中5失点も7勝目マーク

2017/07/06

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〇阪神10-5DeNA●(横浜スタジアム)
 
 16安打10得点と打線がつながった阪神が3位・DeNAとの2位攻防戦を制した。
 
 試合開始前の段階でDeNAとは1ゲーム差となっており、負ければ3位転落も見えていた阪神。この日も序盤にリードを許す苦しい展開となったが、試合中盤以降に劣勢を跳ね返した。
 
 初回、阪神は1番起用の鳥谷が四球・糸井が安打を放ち一死1・3塁のチャンスを作ると、福留の適時打でDeNA先発・飯塚から1点を先制。
 
 しかし、先発・秋山も立ち上がりを攻められてしまう。1回裏、秋山は先頭の桑原に安打で出塁を許すと、筒香に2点本塁打を浴び、あっさりと逆転を許してしまった。その後の2回には、7番に座る梶谷の二塁打でピンチを招くと、倉本に適時打を許し、3点目を失ってしまった。
 
 2点を追う立場になった阪神だったが、右腕の失点をすぐに打線がカバーした。3回、一死から福留が安打で出塁すると、中谷・原口が2者連続本塁打を放ち、この回3得点で逆転に成功した。
 
 その後も阪神は攻める手を緩めず、5回には中谷の安打・原口の打球を三塁手・宮崎が後逸し無死1・3塁のチャンスを作ると、今季初出場となった坂本の試みたスクイズが、相手の守備の乱れもあり記録は投手への適時内野安打となり1点を追加。その後、二死から鳥谷が敬遠で歩かされ二死満塁のチャンスを作ると、上本が2点適時二塁打を放ち、7点目を追加した。
 
 そして、8回には糸井の犠飛で1点、9回は鳥谷の適時三塁打・上本の犠飛で2点を加え、この試合10得点に到達した。
 
 先発・秋山は6回途中5失点という内容でマウンドを降りることになったが、その後は高橋・桑原・マテオ・ドリスと勝ち継投でリードを守り切った。打線の大量援護に恵まれていたこともあり、秋山は今季7勝目を手にした。
 
 敗れたDeNAは、先発・飯塚が5回途中6失点KOと試合を作れなかったが、守備が3失策などと乱れる場面が多く、失点を重ねてしまい惜しくも2位浮上とはならなかった。また、連勝も5でストップとなった。